日本語名では、「イワナシの実」と呼ぶそうで、そういえば?なんとなくナシッぽい味がするかも・・・・。
春には白い花がそこら中に咲き乱れ、この花から蜂蜜も採っています。
実の周りに小さな種(といっても苺のように食べれる種)で覆われていて、生で食べると少し粉っぽい感じもします。一般的には、ジャムやジュレ、リキュールなどに加工し、生で食べることはほとんどありません。
さて、このアルブーズを使ってジャムを作ってみました。
コルシカ、サルデーニャ以外の地域で実を採って作るというのは、難しいとは思いましたがコルシカを代表するフルーツの一つでもあるので、紹介します。
(材料)
アルブーズ
グラニュー糖
水
(作り方)
1、鍋にお湯を沸かし、そこに鍋の大きさに合うザルとアルブーズをいれて軽く沸騰させた状態で10分から15分程度ゆでます。
2、お湯からアルブーズを引き上げ、水気をよく切り、網目の細かい漉し器で裏ごします。
3、裏ごしたピュレの重さをはかり、同量のグラニュー糖を加えます。
4、中火にかけ木べらで常に底が焦げないように混ぜます。
5、お皿に少量取って、冷ました時にジャムのような粘りがあればオッケーです。
★すぐにジャム用空き瓶に一杯まで詰め、煮沸してお湯ごと冷まし、保存します。