2007年4月7日土曜日

Crêpe de la farine de châtaigne

今回は栗粉を使ったクレープとカニストレリの紹介です。



(材料)
薄力粉・・・・60g
栗粉・・・・・・60g

卵・・・・・・・・3個
グラニュー糖・・・・25g
オイル(コーン油、菜種油などくせの無いもの)・・・大スプーン2~3杯
バター・・・・・35g
牛乳・・・・・・300g
(お好みで)セドラやシャテーニュのリキュール・・・・・大スプーン1杯(今回はウィスキーを加えましたが)

(準備しておく事)
1.薄力粉と栗粉を一緒に振るっておきます。
2.バターを溶かして、荒熱を取っておきます。
3.牛乳を人肌に温めておきます。

(作り方)
1.卵とグラニュー糖をよく擦り混ぜ、リキュール、バター、オイル、粉の順によく混ぜる。
2.牛乳で初め少し伸ばして、残りを3回に加えて混ぜる。
3.漉し器で漉して、冷蔵庫で一晩寝かせる。
4.フライパンを充分に熱し、濡れた布巾で少し荒熱を取る。
5.再び火にかけ、オイルを薄く伸ばし、お玉一杯弱(フライパンの淵まで生地が行き届く量)を流し、手早く手首を捻りながら、生地を広げる。
6.生地が指に付かなくなり、焼き目が付いたら、ひっくり返して軽く焼いて、ラップを引いた皿の上に重ねていく。(ラップを引くと、お皿にくっ付かない)


写真では、クレマンティーヌのジャムを乗せてますが、お好みで☆フライパンはフッ素加工してある物が使い易いですが、ホットプレートでも上手く出来るんじゃないかな。

一番初めのクレープは焦げたりくっ付いたりする事がよくありますが、回を重ねる毎に、フライパンにオイルが馴染み、スルッ!っとはがれやすくなります。


次は栗粉のカニストレリ、これはほんとお薦め、是非試して下さい。



基本の分量は前回のものと同じですが、粉の半量を栗粉に、あとローストした胡桃を刻んで加えてみました。

(材料)   約50個分
バター(ポマード状)・・・・・100g
グラニュー糖・・・・・・・・・・100g
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・1個半
栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・125g
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・125g
ベーキングパウダー・・・・・・5g
胡桃(軽くローストしておく)・・・・・60g

飾り用胡桃・・・・・・・・・・適量

作り方は、第一回カニストレリを参照にしてください。

保存は密閉容器に入れて、湿気を防いで下さい。栗粉も虫が付きやすいので、冷蔵・冷凍保存をお薦めします。

今栗粉を使った別のお菓子を制作中なんですが、ほんと焼き菓子に向いてます。素朴なイメージですが、使い様によっては上品な味が出ると思ってます。

☆ここで紹介するお菓子は、コルシカの地方菓子に自分なりにアレンジしたレシピが多いです。必須の材料などは加えますが、コルシカ島に存在する地方菓子とは異なる部分があると思いますので、あしからず・・・・。コルシカの材料を使ったお菓子&地方菓子の紹介と思って頂ければ、良いと思います。☆

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